「薄毛が気になるからクリニックに通いたいけど、治療費っていくらかかるの?」
「AGA治療を受けたいけどできれば出費は抑えたい…保険って使えるのかな?」
正直、AGA治療は薬を長期間にわたり飲み続けるケースもあります。
毎回の診察代も合わせると、治療費は決して少ない金額ではありません。
そこで本記事では、AGA治療にかかる費用・相場や保険適用について解説します。
治療費を安くする方法もまとめているので、AGA治療の費用が気になる方はぜひ参考にしてください。

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なお2か月以上まとめて薬をもらう場合は、さらに薬剤代が安くなります(最大12%割引)。
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以下記事では、厳選したおすすめのAGAクリニックを紹介しています。
費用面以外の項目でも比較したい方は、合わせてご一読ください。

AGA治療でかかる費用・料金相場!安い治療法はどれ?【治療別に比較】
AGAにはいくつかの治療法がありますが、それぞれ料金相場は以下の通りです。
治療法 | 料金相場 | 期待できる効果 |
---|---|---|
内服薬のみ | 3,000~10,000円/月 | 抜け毛の進行をおさえる |
内服薬+外用薬 | 9,000円~35,000円/月 | 抜け毛の進行をおさえる 発毛を促進する |
内服薬+注入治療 | 25,000円~140,000円/月 | 抜け毛の進行をおさえる 毛髪を育てる |
植毛手術 | 400,000円~1,500,000円 | 手術により毛髪を増やせる |
それぞれの料金相場に大きく幅があるのは、クリニックが独自に料金を決める自由診療であるためです。
治療内容はクリニックによって異なるため、使う薬の種類の多さや高価な機器の使用により治療費も高くなります。
特に毛髪成長因子を使用した注入治療や、薄毛の部分に自毛を移植する植毛手術は高額になりがちです。
AGA治療にかかる費用を少しでもおさえたければ、複数のクリニックの料金を比較してから決めるとよいでしょう。
診察代や検査代が無料のところを選ぶのもおすすめです。
AGA治療は保険適用外
日本には病気の治療費が一部負担になる医療保険がありますが、残念ながらAGA治療は保険適用外です。
AGA治療は自由診療に該当し、治療にかかる費用は全て患者が負担。
またAGAは命にかかわる病気ではないため、現状その治療は美容目的とされかかった費用に医療費控除も適用されません。
いわゆる人間ドックその他の健康診断のための費用及び容姿を美化し、又は容ぼうを変えるなどのための費用は、医療費に該当しないことに留意する。ただし、健康診断により重大な疾病が発見され、かつ、当該診断に引き続きその疾病の治療をした場合には、当該健康診断のための費用も医療費に該当するものとする。
引用元:国税庁 所得税法基本通達 法第73条《医療費控除》関係
AGAはほかの病気と異なり、治療費を自己負担しなければならないと認識しておきましょう。
AGA治療の費用を安くする方法
AGA治療の負担を少なくするために、治療費を安くする方法を3つ紹介します。
ひとつずつ具体的に解説するため、お金の負担を減らしたい人はぜひ実践してください。
なるべく早く治療を始める
AGA治療費をおさえたいのであれば、なるべく早く治療を始めましょう。
薄毛が気になりだしたらすぐに治療を始めることで、使う薬の種類を少なく抑えて治療費もおさえられます。
治療に使う薬が1種類減るだけでも、いくらかかるかは大きく異なるでしょう。
下記の表は、薬の数による値段の違いを表したものです。
クリニック | フィナステリドのみの料金 | フィナステリド+ミノキシジルの料金 |
---|---|---|
クリニックフォア | 4,015円 | 10,780円 |
フィットクリニック | 3,000円 | 10,000円 |
AGAヘアクリニック | 3,600円 | 10,000円 |
AGAは進行性の病気であるため、その治療には長い間薬を飲み続けることも。
早期に治療を始められれば、進行後の場合と比べて生涯にかかる治療費をかなり少なくできるでしょう。
オンライン診療を利用する
オンライン診療を利用することは、AGA治療費の削減に有効です。
人件費や建物の維持費がかからない分、経費の節約が可能となっています。
対面診療のクリニックと比べて経費が少ないため、治療費も安くなる仕組みです。
基本的には診察代やカウンセリング代が無料のところが多く、通院するための交通費もかかりません。
またクリニックに直接足を運ぶ必要がないため、遠方にあっても受診できるメリットもあります。
AGA治療にかかるお金や手間を減らしたい人は、ぜひオンライン診療を利用しましょう。
ジェネリック医薬品を利用する
AGA治療には薬を使うことが多いですが、ジェネリック医薬品を利用すると治療費を安くできます。
ジェネリック医薬品とは先発品(新薬)の特許が切れたあとに発売される医薬品で、開発コストが少ないため先発品よりも安価です。
先発品とジェネリック医薬品の価格差は下記の通り。
薬剤名 | 先発品の価格(月額) | ジェネリック医薬品の価格(月額) |
---|---|---|
プロペシア | 8,250円 | 3,000円 |
ザガーロ | 9,500円 | 6,500円 |
ジェネリック医薬品は価格が安いですが、有効成分は先発品と同じであり効果が低いといった心配はありません。
効果や安全性について、先発品と同等であると示す結果が試験により得られています。
参考:厚生労働省「ジェネリック医薬品への疑問に答えます」
AGAの治療費を少しでも減らしたければ、ジェネリック医薬品を使うのがおすすめです。
AGA治療を受けるメリット
AGA治療を行うメリットとして、以下のことが挙げられます。
- コンプレックスを解消できる
- 医師に適切な治療をしてもらえる
- 将来薄毛になるのを予防できる
一番のメリットは、コンプレックスが解消できる点です。
日常生活で他人の視線を気にすることがなくなり、自信をもって過ごせるようになるでしょう。
また医師の診察のもとでの適切なAGA治療は効果や安全性の面で安心。
AGAはその進行度によって治療の仕方が異なるため、自力での治療は難しくおすすめしません。
ほかにもAGA治療を早くから受ければ、将来の薄毛を防げるというメリットもあります。
AGA治療を受けるデメリット
AGA治療にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
- 治療にお金がかかる
- 副作用が出る可能性がある
- 定期的な受診の手間がかかる
AGA治療では長期にわたって受診や服薬を続けることがあるため、それなりのお金がかかります。
早くから治療を始めれば治療費を節約できますが、最低限の費用がかかることは覚悟しておきましょう。
また服薬中に男性機能の低下や体毛の増加といった副作用が現れることも。
妊活中や体調がすぐれないときは、AGA治療はおすすめしません。
定期的にクリニックを受診する必要もあるため、なるべく手間を減らすならオンライン診療を利用しましょう。
AGA治療に関するQ&A
Q.AGA治療は一生続く?やめるとどうなる?
AGAは進行性の病気であるため、基本的に治療は一生続けたほうがよいです。
いったん髪が増えても、治療をやめると薄毛が再発することがあります。
これは薬を飲むのをやめてしまうことで、ジヒドロテストステロン(DHT)の濃度が高まることが原因。
DHTの濃度を適度に保ち理想的な髪の状態を維持するためには、AGA治療を継続することが必要です。
経済的負担や副作用を理由に治療を中止したいときは、医師と相談して薬の量を減らすなどの対策を検討しましょう。
Q.AGA治療をして後悔することはある?
AGA治療をしても、次のような場合は後悔することがあります。
- 十分な効果が実感できなかったとき
- 副作用が辛いとき
お金をかけて治療をしたにもかかわらず、効果がみられなかった場合は後悔することがあります。
AGAは進行度やタイプによって異なる処置が必要で、治療すれば誰でも必ず症状が改善するとは限りません。
同じ治療でも効果には個人差があるため、半年以上続けても症状がよくならないときは医師に相談しましょう。
また薬による治療の場合は、ごくまれに副作用が出ることがあります。
代表的なのは性欲の低下や勃起不全で、人によっては体のだるさや動悸が起こることも。
どうしても辛いときは薬が体に合っていないことも考えられるため、医師に伝えて薬を変更してもらいましょう。
Q.AGA治療は効果ない?
AGA治療はやれば必ず効果が現れるわけではありませんが、症状が改善したという口コミは一定数あります。
突然一気に進行して本気で焦ってましたが、発毛を実感すると安心と自信を実感しました。
引用元:Googlemap
欲しいところにちゃんと生えて、眉の薄さも改善の上、以前のように髪型をいろいろ楽しんでいます。
一時的に手腕に多毛はありましたが、始めて3ヶ月程度で落ち着きましたし、私の場合他に副作用なく使えています。ありがたく思っています。
こちらでAGAを始めて10ヶ月目。錠剤と塗り薬を使用し出ますが、本当に効果があるのか不安でしたが、最近になって、ようやく実感が出始めてきました。以前は薄かった頭頂部が黒くなり始め、髪の毛が生えてきた事を実感!?
引用元:Googlemap
鏡を見るのが楽しみになってきました。これからも続けていきたいと思います。ありがとうございます。
薄毛に悩み、家族も薄毛なので諦めていましたが、最後のあがきと思い内服薬を試してみました。大体、3ヶ月くらい経った頃から効果ははっきり感じられました。
引用元:Googlemap
薄毛で人前に出るのも恥ずかしかったのが、今は気にせず自信を持つことができました。
AGA治療は始めてからすぐに効果が出る治療ではありません。
口コミにもある通り、効果を実感するまでに3~10か月程度はかかることが多いようです。
「治療を始めたけど効果がない」という人は、焦らずに根気よく続けましょう。
Q.皮膚科でもAGAの治療はできる?
皮膚科でもAGAの治療は可能ですが、AGA専門のクリニックと比べてできる治療は限られます。
皮膚科とAGA専門クリニックの違いは、下記表の通りです。
クリニック | 治療 | 検査 | 費用 |
---|---|---|---|
皮膚科 | 内服薬のみ おいてある薬の種類が少ない | 血液検査のみ | 5,500円/月~ |
AGA専門クリニック | 内服薬のほかに 外用薬、注入治療、植毛手術などが可能 おいてある薬の種類が多い | 血液検査 遺伝子検査 | 4,980円/月~ |
先程も紹介した通り、AGA治療は保険適用外です。
そのため同じ治療方法であれば、皮膚科・AGA専門クリニックで費用はそれほど変わりません。
ただし皮膚科では治療・検査ともに種類が少ないのもデメリット。
費用はかかっても、さまざまな治療法を試したい方は皮膚科ではなくAGA専門クリニックの方がおすすめです。
費用をおさえながらしっかりAGA治療を継続しよう!
AGA治療の料金相場は治療方法によって異なり、保険が適用されないため費用は高額です。
しかし、下記の3つの対策を行うことで治療費を安くできます。
- なるべく早く治療を始める
- オンライン診療を利用する
- ジェネリック医薬品を利用する
お金の負担を理由にAGA治療を始めなかったり、途中でやめてしまったりするのは非常にもったいないです。
無理なくAGA治療を継続したい人は、今回紹介した治療費をおさえる方法をぜひ試してみてください。